バビスタゴア

バビスタゴア
−復讐と激情と酒の大地の女神−

  1. 神話と歴史
  2. カルトの性質
  3. 平信者
  4. 入信者
  5. 斧の司祭
  6. 大司祭
  7.  大司祭は斧の主と呼ばれる。斧の主は15ポイント分のルーン魔法を所有していねばならず、さらに15人以上の男を殺すか、去勢しなければならない。
     また、現在の斧の主から許可を得なければならなず(大抵の場合許可が出る)、少なくとも20,000SPを貯金するか、寺院に貸与するかしていなければならない(寺院への90%の奉納からまかなわれる)。
     これらがなされた時、新しい斧の主は他の土地へ寺院を見つけに行くか、現在の斧の主が引退したさいに、譲り受けるかしなければならない。20,000SPは新しい寺院の土地を購入するのに使用する。

     大司祭になった時、斧の主はもう一つの大加護と、2つの戒律を受けなければならない。大司祭は以下の特殊な寺院の防御呪文を獲得することができる。

    デス・アクス(死の斧:Death Axe)コスト:POW1ポイント
    射程 180m持続時間 15分    
    重複不可再使用可        
    この呪文は銅製の斧にのみ使用することができる。呪文と同時に消費したMP1ポイント毎に10%命中率が上昇する。例えば、100MPがこめられた斧の命中率は、1000%上昇する。《デス・アクス》はバビスタゴアか他の大地の寺院内でのみ使用することができる。
    この効果は寺院の守護霊が滅んだときか、寺院の祭壇が汚されたときにはなくなってしまう。

  8. 下位カルト
  9. ボア
     「混沌との闘い」において、バビスタゴアは異父妹のボアを破滅から救った。ボアはハイキムとアーナルダの子供であり、大蛇の母である。命を救った礼として、ボアはバビスタゴアに仕えることを約束した。ボアはこの血塗られた女神に巻き付く蛇の姿として表される。
     ボアの力はバビスタゴアの力を完全に補うものである。ボアは鈍く、冷血動物である代わりに、賢く、巧妙で、魔法の力に長けている。

     ボアはカルトの同盟精霊、そして復讐精霊を供出する。

    同盟精霊ボアの例
    STR2d6+6 CON3d6+6 SIZ2d4+4
    INT1d6+12 POW3d6+6 DEX1d6 APP3d6
    INTの値までの戦闘魔法(精霊魔法)
     鎧:平均HP13
    技能:雄弁50% いいくるめ60% 戦術70% 大地語 80%
     ボアの同盟精霊は所有者の身に巻き付き、SIZの1/2までの部位(胸、腹、
    そして足といった部位)を守る。
    例えばSIZ9のボアは4つの部位を守ることができる(9、10、11、12の
    部位、つまり胸と腹である)
    命中部位判定でその部位に命中した場合、ボアに命中したものとする。
    ボアは信者の使った<プロテクション>や<シールド>などの効果を受けることが
    できる。
    同盟精霊ボアは信者が戒律や呪文のために鎧をつけられない部位にも巻きつくこと
    ができる。

    復讐精霊:臆病風の呪い
     ボアはバビスタゴアを怒らせた者に対して呪いを放つ。ボアは制約や戒律を多少破ったものに対して、夢魔を送る。神に反逆したものに対しては、「臆病風の呪い」を送りつける。

     この呪いは2D6+12のPOWを持ち、1年に1づつPOWが低下する。勇気ある行動(戦闘に加わることや、単に自分を護るだけでも)を行うさいには、自分のPOWと呪いのPOWとの抵抗ロールに成功しなければ、その行動を行うことができない。失敗した場合には恐怖のあまり何もできなくなり、攻撃、暴力、盗み、強姦、奴隷化などされるがままとなる。抵抗もできずに殺されることすらある。

  10. 友好カルト
  11. アーナルダ
     バビスタゴアはアーナルダからいかなる呪文も入手できない。なぜならば、現在のバビスタゴアとアーナルダの性質があまりに異なっているからである。
     しかしバビスタゴアは信者が結婚の為にカルトを円満に離れたいと望む場合、大地の母アーナルダのカルトに入信するならばそれを許容する。アーナルダはバビスタゴアカルトでの同じ地位での入信を許している。入信者は入信者に、司祭は司祭になる。全ての加護と戒律はAPP上昇を除いて転向したさいに消え失せる。ルーン魔法は残るが、再使用できなくなる。

    ゴゴーマ
     バビスタゴアにはゴゴーマという友人がおり、ゴゴーマはいわゆる「支配者」を嫌う。バビスタゴアは以下の呪文を得ることができる。

    セコンド・マウス(第二の口:Second Mouth)コスト:POW1ポイント
    射程180m持続時間15分     
    重複不可再使用可        
    これは強姦を防ぐ呪文である。相手が挿入してきた一物を切り離してしまい、これにより、相手は行動不能となる。

    マランゴア
     バビスタゴアは、叔母であり、非常時の戦仲間であるマランゴアから以下の呪文を得ることができる。

    クレビス(地割れ:Crevice)コスト:POW1ポイント
    射程180m持続時間 瞬時     
    重複可再使用可        
    この呪文は大地の精霊による攻撃と同じ攻撃を行う。1体の敵に攻撃を行い、目標の両足に4D6のダメージを与えることができる(鎧の効果あり)。 目標はDEXとSIZの平均値の5倍以下をパーセンテージロールで出せば回避できる。
    呪文の重複1ポイントごとに、1D6ダメージを追加するか、回避率を×5から、×4、×3……というように低下させることもできる。その際の最小倍率は×1である。
    この呪文は、地面が石、湿地、砂地、もしくは普通でない大地の場合、効果はない。

    ユールマル(トリックスター)
     バービスターゴアは以下の呪文を、恋人であり奴隷であり主人である、トリックスターから得ることができる。

    セーフ・ドランク(酩酊:Safe Drunk)コスト:POW3ポイント
    射程:本人持続時間:酩酊している間
    重複不可再使用可        
    この呪文は術者が限度以上に飲んで、動くことも考えることも記憶することもできなくなったときのみ働く。
    この呪文は無法ルーンの力そのものを呼び覚まし、術者が酩酊している間、害悪や死といったものから守る。
    術者は地獄さながらの戦闘からふらつきさまよい出て、首切釜の寸前でよろけ、うなりをあげる死の魔法を倒れて避け、どんな偶然か殺されることを避ける。この呪文をディスペルすることはできない。
    この呪文には一つだけ欠点がある。朝起きた時、術者が誰か見知らぬ恋人のベッドの中にいることを防ぐことはできないのである。

  12. その他
  13. 聖なる武器
     バビスタゴアは銅の斧を使用した。その時以来、銅の斧はカルトの聖なる武器となった。銅の斧は1ポイントPOWを消費するごとにAP+1/ダメージ+1できる。この追加ダメージはバビスタゴア入信者が所有している時のみ、効果がある。


First Distribution: May 30, 1990by Steve Maurer

訳注:本作品はグロランサの神々(ホビージャパン社刊)の内容とは異なっております。本作品は作者 Steve Maurer 氏の個人的な作品であり、公式の情報ではありません。
本作品を使用することによって生じたいかなる損害も、作者および翻訳者はその責任をおいかねます。各マスターの判断の元に使用してください。

翻訳:93/10/05 栗原 守(storm mark)
翻訳協力:びやぁきい氏
特別協力:Genich!氏 RIDDLE氏
HTML編集:村瀬尚之
本作品は非営利目的に限り、使用、複製を許可します。
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