ユールマルはスパイクの端でうまれた。母はユーレリアで、おぞましい幽鬼族を誘惑した結果がユールマルである。ユーレリアは服といっしょに徳も脱ぎ捨て、その死の種族と床をともにし、無法のルーンを持った子が誕生した。
ユールマルは長じるにあたり数々の悪ふざけをなし、慈悲と無慈悲やその他相反する徳の両方を見せた。
ユールマルがスパイクをさまよっているときに、風の神々の誕生を目の当たりにした。その荒れ狂う様を見て、大いに気に入り、天宮の神々や太陽神達よりはよほど自分に近しいことを見て取った。そして若い神の姿をとってケロフィンのそばで遊んでいた。そこでユールマルは最も若い風の神オルランスと親しくなった。
ユールマルの最も有名ないたずらは、フマクトから死をだまし取ったことと、ライトブリンガーズクエストに加わったことである。もう一つは、父方の種族全体を騙くらかし、母を混沌から護るように仕向けさせたことである。こうして、父はその子の母を護るために死んでいった。
大いなる盟約によりユールマルの行動はかなり制約を受けている。いまやオルランスの王室に座をしめ、そこで悪ふざけをすることは少ない。いまだに時々英雄界をうろつき、いたずらをしかけている。
最近ではクモやその他の虫や人間に助けを呼び掛け、オルランスにかけられたタズナをゆるめてもらうよう画策している話しが伝えられている。
ユールマルは死が最高の責任を意味すると考えており、それゆえ死は自分の失敗を意味すると考えている。死を騙くらかすことが楽しみであり、そのために信者たちには蘇生が許されている。
ユールマルは親から伝えられた無法と生命、そしてオルランスにいやいやながら従っているために嵐のルーンを持っている。
オルランス信者達の外ではユールマルは他のトリックスター神と同じ扱い、すなわち、触らぬ神に祟りなし、と考えられている。
ユールマルは悪い冗談を好む。凝り固まったものを破壊することを好む。変化と混乱を好む。
ユールマルは定常と法のカルトを嫌う。例外はライトブリンガーで助けを得たランカマイである。
ユールマルは混沌と対立している。混沌は世の物すなわち冗談のネタを破壊しつくすからである。
聖地はグロランサ中に散らばってあるが、ターシュのベアーズ・ベア森(熊の実る森)はその一つである。荒野では「砂の湧く泉」と呼ばれる地が聖地である。サーターではジンジャーブレッドローフが聖地である。
ヒョルトランドのホワイトウォール市の中にユールマルカルトの中心地がある。その中にはジェナーテラ最大のオルランス・レックス寺院すなわち最大のユールマル寺院がある。もちろん噂ではサーターの古の風の寺院の廃墟跡にユールマルの大寺院があるといわれているが、単なる噂にすぎない。
祝日は年に5回あるが、司祭のまったくの気まぐれで催される。大祝日は聖祝期前の最後の日である。
| 技能: | 〈手先の技〉〈機器操作〉〈隠匿〉 |
| 精霊魔法: | 《ビファドル》《グラマー》《グルー》《ビリティ》《ホットフット》 |
| 共通ルーン魔法: | 《ウォーシップ・ユールマル》 |
| 特殊ルーン魔法: | 《リフレクション》《カリスマ》《クレバー・タン》《コンシール》《ハイド・ファイヤー》《グループ・ラフター》(全て再使用可) |
| 共通ルーン魔法: | 《サンクティファイ》《ウォーシップ・ユールマル》 |
| 特殊ルーン魔法: | 《リフレクション》《全てのイリュージョン》《カリスマ、クレバータン》《コンシール》《グループ・ラフター》《ハイド・ファイヤーライ》 |
クレバー・タン(二枚舌:Clever Tongue)
1ポイント、持続、重複不可、再使用可
標的の演説技能と言いくるめ技能が2倍になる。
| チャラナアロイ: | 《ヒール・ウーンズ》を提供する。 |
| イサリーズ: | 《ロック》を提供する。 |
| ランカマイ: | 《クレボアイヤンス》を提供する。 |
| オルランス: | 《コマンド・シフル》を提供する。 |
オルランスに関する付記:
オルランスとユールマルは特別な関連があり、オルランスの司祭とルーンロードはそこから特別な能力を得ている。
以上は Charles Keith-Stanley 氏が Internet RuneQuest Dialy にアップロードした THE CULT OF EURMAL By Philip Davis の簡易訳版である。原著の著作権はPhilip Daivs 氏が保有する。
簡易訳版の著作権は翻訳者である storm mark が保有する。
RQ、ルーンクエスト、Eurmal 等はそれぞれの著作者が著作権を有する。
RuneQuest は米Avallon Hill社、ルーンクエストはHJ社の商標である。
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