Cult of Kolat

コーラート

The Cult Of Kolat

風の父

  1. 神話と歴史
  2.  コーラートは雨と稲妻のシャワーの中の父神の激しい内部の子孫である。彼は嵐の神々の初子であり、東の嵐の女神(the East Storm Lady)の息子である。彼は“嵐の息子”コーラートと名付けられた。彼は父神に単に血縁関係からではなく、彼自身の称号を求めた。父神であるウーマスは名誉は与えられるものではなく、自ら勝ち取るものだと語った。それ故に、コーラートは彼自身の方針で自立したが、餞別として父神が使った力ある秘宝、木の風の車輪(the Wooden Wind Wheel)を与えられた。コーラートは世界中を吹き渡り、彼の軽快な姿でどのようなへんぴな場所や割れ目にもこっそり行き、彼が知った多くの隠された世界の秘密の場所から、清浄なる聖母(the Holy Mother of Purity)を見つけた。素晴らしいことに、つがう相手なしに繁殖する神聖な生まれであった。コーラートはアンブロールの子とコーラートの子という彼自身の子供達を世界に住まわせるために餞別を使った。コーラートは父神の元に帰り、木の風の車輪を返して、自分で作った彼の子供らを父神に見せた。ウーマスはコーラートを今や“嵐の息子”ではない事を認め、“最初の精霊使い(Spirit-Master)”と名付けた。コーラートは一つの真実の風(the One True Wind)を服従させて、彼の花嫁としてその娘を奪った。この交わりから7つの風が生じた。すなわち、北風、南風、東風、西風、そして隠された風である高き風、低き風、無風(魂の風)である。それ以後、彼は風の精霊の支配者となり、穏やかな気楽さを持って彼らに命令することができ、彼の兄弟すべてにこの秘密を教えた。コーラートの定命の信者は、彼の花嫁から生まれた風の子である。風の子はどのような村や崖の頂、峰でも影響力を持つ。彼らは遠く、広範に風の秘密を伝えたため、コーラートの信者はどのような場所にも広がっている。
     神々の時代、コーラートは自身の兄弟達と戦った。彼はオーランスが清浄なる聖母を保護していた皇帝を殺害したために、そして後には聖母を殺したことで、オーランスと口論し、彼の名誉を守るため、コーラートは兄弟が弁償を保証するために、いつも機会を見ていた。この不和はオーランスが嵐の城全体を死んだ聖母の魂に与えることに同意したことで終結した。彼はヴェイドラスがコーラートの力を盗み取ろうとしたため戦った。彼はウロックスがどこでも大虐殺をするため戦い、都市と風の子が住む風の城を荒廃させた。彼はラグナグラーが急にトチ狂ったとき、ラグナグラーが、コーラートが使役するために与えたシルフ達をむさぼり食うという罪を犯したため、戦った。最後にフマクトだが、コーラートが戦の準備をしている間に、フマクトがすべての血統を否定したと聞いた時、フマクトが嵐に対するすべての権利を進んで手放す事を知り、彼は幸福になり、彼の元にフマクトに送ったシルフ達が返ってきた。コーラートは、悪なる男が宇宙の外から来る邪悪な魔法を使うために、打ち破ることができなかったため、悪なる男により地界に捕らえられた。悪なる男は彼と引き替えに嵐となり、死の内部に空気の精霊を捕らえた。ここでコーラートは彼の兄弟が来るまで待ち、世界は新たに作られた。混沌の呪縛から解放され、コーラートは以後もう一度、そしてずっと全うになった。
     「時」の中でのコーラートの行動はごくたまのものであり、彼のカルトは主に風の子と祈祷師の限られたものである。すべては今日では希である。彼は神知者の“風なき”シフォンの原因とされ、「赤い月」がグローランサの表面から離れて自らを引き剥がしたとき、アンブロールの子とコーラートの子は大地にその住処を押し戻そうとやかましく言った。
     葬儀は火葬にするか、祈祷師が呼び出したシルフが体を引き裂き、遺体を刻み、運び去る。
     コーラートのルーンは「精霊」と「風」である。

  3. カルトの生態
  4.  コーラートは、自然の空気であり、吹きすさぶウーマスの肉体の顕現である。コーラートはすべての風の精霊の支配者として信仰されており、彼の子供とつき合いのある人々から崇められている。彼はまた、彼の兄弟、特に雷鳴の神オーランスの信徒によって、シルフの秘密を伝える者として信仰されている。
     コーラートの友は、多くの精霊の支配者に加え、彼が自身の力の秘密を探している間にあった知識の神である。
     彼の仇敵は彼がすべての形態で憎んでいる者、“淀んだ大気の女神”モラーニである。他の敵として、7つの風を静めるか破壊しようとしていると考えられている赤の女神がいる。多くの祈祷師が、以後“月の風”が来ると、新たな風について話している。あるルナーと提携している祈祷師はさらにこの風と接触し、採用したと主張している。詳細はわかりづらく、よくても証明されていない。最後の敵として、悪なる男のエージェント、暗黒の精霊、精霊でない精霊(the Spirit that is not a spirit)、顔のない男(the Man-With-No-Face)がいる。
     コーラートの聖祝日は、各季の「真実の週」「神の日」、大聖日は「嵐の季」の聖祝日である。

  5. 世界におけるカルト
  6.  コーラートは祈祷師のカルトである。彼の主な信奉者は風の子らで、アンブロールの子とコーラートの子の中にもその信奉者は存在する。コーラートの奇妙な祈祷師は、それでもなお、田舎の地方や小さな村の入植地、スカンティやアガーのような、より野蛮なオーランス信徒の共同体の周囲をさまよう。彼らはサーターではほとんど死に絶えた系統ではあるが、それでもランクストの地では、多数の信徒が集まり、博識で神聖なる人物として尊敬される。そのため、いくつか存在するコーラートの神殿は、風の子らが立てた小神殿だけである。しかしながら、大聖日には、組織化されていない祈祷師、コーラートの子、他の空気の精霊が精霊界において大規模な集まりを行うため、もしその場所が神性だとコーラート自らが明白に言ったばあい、本質と共に聖餐式に列し、共に食す(訳注:《礼拝》を行うと言いたいのだろう)。そのような霊的な集まりのための知られた2カ所の場所は、ボールドホーム近くの四方の風の丘と、静寂なる聖母が発見されたランクストの神聖な風のくぼみ(Sacred Wind Pit)である(けれども、このくぼみは今は物理的には破壊されている。それでもなお、精霊界にはまだ容易にはっきり見えるのである)。
     しばしば、カルトは雷鳴の神オーランスのカルトと共に密接に働くことがあり、特定の儀式のためにコーラートの祈祷師が探し出されることもある。
     社では《命令(シルフ)》を教えている。

  7. 入信者
  8.  すべての風の子らはこの先祖代々のカルトに1ポイントのPOWを捧げるだけで入信できる。他の志望者はコーラートの精霊使いの助手になり、その時1ポイントのPOWを捧げることでのみ入信できる。
     信者は霊的な神性介入へのアクセス(下記参照、訳注:しかし記述がない)、カルトの祈祷師から教わるように1回限りの神性魔法と精霊魔法を獲得できる。
     すべての入信者は礼拝と儀式に時間の20%を捧げ、大聖日にはコーラートの風の子の神殿へ行くことを試みなければならない。また、すべての入信者は風の神々の信徒でない者が所有しているすべての風の精霊の返還を要求しなければならない(それが他の風の信徒からの贈り物であるのなら別である)。

  9. 精霊使い(祈祷師)
  10.  すべての場合において、精霊使い候補者は通常の祈祷師になる必要条件を満たさなくてはならない。精霊使いは彼らを受け入れてくれる隔離された場所で学び、悪しき男を打ち負かす代わりに、“モラーニの腕(INT20,POW35)”を打ち負かし、魔精を呼び起こさねばならない。彼らの魔精はしばしばアリンクス(alynxes)やカラスの形態をとる。精霊使いは同盟精霊を手にする機会はない。
     精霊使いは自身の時間と収入の90%をカルトに捧げなければならない。精霊使いは祈祷師であり司祭であるため、両者のボーナス──ルーン魔法の再使用可やその他の恩恵も含めて得る。しかしながら、精霊使いは風の精霊以外を魔精に捕らえさせておくことができず、自身の魔法では風の精霊としかコンタクトできない。
     すべての風の精霊は祈祷師との友情があるように扱われ、暗黒と火の精霊は完全に敵対的である。
     精霊使いは他のカルトに入信者として入信できるが、真に優秀な入信者は十分に偉大であれば侍祭に昇進できる。2重入信できるカルトは風のルーンを持っているカルトだけである。精霊使いはすべての風の子らにベッドと食料を要求できる。
    一般神性魔術:《呪縛呪付(風の精霊)》《召喚(風の精霊)》《神託》《聖別》《精霊遮断》《召喚(風の精霊)》《礼拝(コーラート)》
    特殊神性魔術:《支配(風の精霊)》《支配(アンブロールの子)》《支配(コーラートの子)》《飛翔》《風力減退》《風力増大》《風の姿》

  11. コーラート特殊神性呪文
  12. 《風の姿》 Wind Form
     2ポイント、儀式(浄化)、複合可、特殊(時間)、再使用可
     儀式の間、精霊使いや入信者は服を脱ぎ裸になる前に様々な塗料と埃を自身に塗る。彼らはランダムな統計(statistics,能力値のことを指しているのかもしれない)と呪文を1つ複合するごとに1立方メートルのサイズを持つシルフに変化する。術者は元々のINTとPOWを有しており、すべての魔法を使用でき、風が当たるような囁き声で話すことができる。それ以外はシルフと同様である。魔精とのつながりは失われない。この呪文は術者がその場所にいようと思ったとき、または風が変わるまで継続する。

  13. 下位カルト
  14. 復讐精霊
     復讐精霊は10立方メートルのシルフのような外見で祈祷師にのみ現れ、精霊戦闘で祈祷師と戦う。すべてのダメージを直接魔精のPOWに永久的に与えるのを除いて、打ち負かされるか、魔精が破壊されるかすると離れる。復讐精霊は祈祷師にのみ現れ、“暴風”アクラット(Achrat Windstorm)として知られている。

    アーリット(Aerlit)
     このコーラートの子は神々の時代、ヴェイドラス(Vadrus)の信奉者であり、彼はワレア・トリオリーナ(Warea Triolina)と彼らの息子である、“預言者”マルキオンに支持をせがんだ。だが、このサブカルトでアイオロス人が(そしてある程度のスティジャン人も)コーラートを崇拝できる。

  15. 友好カルト
  16.  呪文を提供してくれるような友好カルトは存在しないが、しばしばすべてのコーラートの子は、嵐の神々の呪文と引き替えに自分らを通常の精霊にしてくれないかと、嵐の神々にコンタクトをとる。

  17. 風の感知
  18.  すべての精霊使いは風の性質、風力、方角を感知できる。彼らは約6時間の風の変化について知ることができる。

  19. .アンブロールの子(Umbroli)
  20.  アンブロールの子は巨大なシルフである。ルーンクエストに説明されている通常の知覚力のない(no-sentient)シルフはエレメンタルシルフである。
     上述のようなヒュージシルフ(10〜15立方メートル)は、風のカルトの強力な司祭に同盟精霊のように仕えるという以外は知覚力のないものと変わらない。
     上述のようなもので、グレートシルフ(10〜20立方メートル)は、知覚力を持ち(fully sentint)(INT2d6+6)、通常精霊魔法をフリーINT限界まで持っている。彼らはコーラートの入信者として扱われ、ストーム・ブルやオーランスのような他の風のカルトに参加できるが、コーラートの精霊使いになることはできない(しかしながら、他のカルトの司祭やルーンロードになることは可能である)。時々、彼らは神性魔法(2d6+3ポイント)を持っている。
     アンセストラルシルフ(Ancestral Sylph)(彼らは5体しかいない)は巨大(25〜30立方メートル!)であり完全に知性(fully intelligent)を有しており、通常少なくとも神性魔法を3d10点分持っている。もし、アンセストラルシルフが死んだ場合、その時グレートシルフはヒーロークエストに旅立ち、アンセストラルシルフの地位に上昇するだろう。多くのものが同時にそのような探索に行った場合、一種の競争を行う。

  21. コーラートの子(Kolati)
  22.  コーラートの子は時の始まる前から存在する半神のシルフ達である。彼らはしばしば神のように崇拝され、通常ある種の魔法的な恩恵を与える。時々、かれらは種族のワイター(Tribal Wyters)として働き、非常に危険であり、ペントの“新しき風”集団(the newer storm tribles)はそれらの精霊達の助けを受けていることで知られている。彼らは一部は精霊界に、一部は英雄界に住んでいる。精霊使いがコーラートの子を召喚することは非常に怒ったコーラートの子によって死を招くことになる。

  23. この文章について
  24. 著者:Nick Effingham(wal@eff.u-net.com)
    翻訳者:RIZE/奥田和幸(PXU02745@NIFTYSERVE.OR.JP)
    協力:村瀬尚之(yelm@imasy.or.jp)
     この文章は、によって書かれたものを、RIZEが翻訳したものです。翻訳許可を戴く際に、村瀬氏に御協力いただきました。改めて、ここで感謝します。
     ( )内は、原文の単語です。固有名詞で、日本語版で使われている可能性があるものは、訳を間違っている可能性もあるので、原文を併記しました。
     それ以外にも、翻訳上、おかしなところがあるかも知れません。そのようなところを見つけたら、訳者までお知らせ下さい。
     この文章は、公式版ではありません。各自の判断でご使用下さい。この文章の使用で、何らかの害を被ったとしても、著者並びに翻訳者、協力者は、関知しません。


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