Cult of Pamalt
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パマールト

パマールテラの大地の王

 power

  1. 神話と歴史
  2.  かって世界には多くの巨大で力ある存在が住んでいた。パマールトはその一柱、古代の祖母 (Ancient Grandmother) の息子であった。彼は大地の母より妻ファーラナーを得、多くの子供を成した。
     彼らは他の神々の間に入って生きた。当時はあらゆる者が、いくらでも自分の望むだけ自由に過ごすことが出来た。パマールト は、他の者が新しい魔術を学んだり一生懸命勉強している間に、友を作り、そして世界について学ぶため歩き回った。“尊大なる神”アートマル はパマールトをトリックスターと同じく役に立たないと非難し、その後アートマルの民はパマールトを避けるようになった。パマールトはその代わりに彼の関心をアギモリと呼ばれた定命の新しい種族に向けた。
     古い木はアギモリが歩き、話が出来ることに嫉妬していた。ある日、パマールトは、悪しき木がアギモリの年老いた夫婦の頭を傷つけようとしているのを見つけた。パマールトは彼の指をこすりあわせて、老夫婦に木を罰する火をどのように作るべきかを示した。アギモリは彼らの生きる地に満足し、そしてパマールトは「平野の造り手」(Plainsmaker)として知られるようになった。
     パマールトは 「炎の運び手」(Firebearer)に彼の秘密を与えた。そしてその友はアギモリの生活と狩りのために大いなる広大な平野を造った。木は復讐のため、アギモリと戦い、そして憎むべきジャングルを植え直すためにエルフと呼ばれる、自身の人間を造った。
     当時、世界は二つに分けられており、イェルムが北の地を治めている間、南の地は「善人」ロウドリル(Lodril the good)が良く治めていた。イェルムが殺された時、彼の領域は荒々しく、乱暴な神によって征服され、その時以来、北の地からはただ悪しき者だけが来るようになった。
     ある時、北から多数の侵略者−トロール、エルフ、ドワーフそして青き人−が南の平和に対し汚らわしい同盟を組んで向かってきた。パマールトは彼の友アッセガイ(Assegai)にアギモリのために武器を作るように告げ、彼の友ロウドリルに土地を守るよう命じた。ロウドリルは敵の障壁となる山を築き、そしてそれはアギモリが自身を守れるのに十分強くなるまで、敵を押しとどめた。
     その時以来、北に旅をする者は少なくなったので、パマールテラの沿岸部の一部ではパマールトに敵対的であったり、その力を疑っていたりしている。
     一騎打ち(Meeting Contest) は、その時以来一般的となった。
     二人の力ある男が出会った時、彼らは自身を紹介し、お互いに幾らかの技能かそれ以外のものを競うため挑戦を申し出る。もし一人の男が己の技能で大きく勝るならば相手に打ち勝つだろう。
     相手が挑戦を拒否するならば、自分も挑戦を断ることが認められる、なぜならそうなれば両者ともになにも失わないからである。己の条件が相手に受け入れられたときに挑戦を断るのは、侮辱とされる。
     それらが行われたはじめの頃は、退廃的な我々の時代と異なり、これらの競争には、全く狡猾さや悪意は存在しなかった。
     パマールトはいつもはじめの競争では破れた、なぜなら彼は最も年をとった神であり、そして最初の挑戦を申し出ることができなかったからである。けれども、すべての対抗者が2番目の競争でパマールトに敗れ、それで誰も尊敬を失わなかった。全ての神が何らかの手段でパマールトを上回ったが、パマールトは別の方法で皆の上に卓越した存在となった。
     ある日、新しい挑戦者が姿を現せた、彼の挑戦は最初の技能の挑戦として、全ての技能を競うものであった。まずいことに、誰もその新たな者が挑戦に賭けるものを考えなかった。その異邦人は自身を「北からの不意打ち」(Surprise-From-The-North)と呼んだ。
     今はただ「初めに失われしもの」(First Lost)としてだけ覚えられている、一柱の勇敢な神が立ち向かった。
     彼は、パマールテラの女性たちが彼の運命を聞けば、その半数は深い悲しみのあまり命を失う(今日でも、彼の葬儀の儀式を行うことはそれを聞いた多くの者を殺すことである)こと以外は、彼についてなにも覚えられていないほど、酷くうち負かされ。
     二番目に失われたものは更に不運だった。彼が姿を消した時、世界のすべての食べ物が不味くなってしまった。三番目は全く痕跡も残らなかった。
     幾人かの賢者は、他にも新たな者に挑んだ神の全てが永久に滅ぼされたと主張している。
     彼らのいずれも死の国には行かず、亡霊にもならず、死体も見つからなかった。
     すべての神がこの問題についての方針を論じるため、会合場に集まった。「奴に立ち向かう者はいるだろうか?」皆が口々に言った。
     「私が行こう」パマールトは言った。「私がこの役目を受けよう」。彼は彼の槍を三度地面に突き刺し、その盾を握りしめ、そして助けを得るため祖母と己の道具の名を呼んだ。
     彼は敵に対してすべてを試みた、そしてある時は彼が敗れ、ある時は怪物が敗れた。パマールトは友と隣人の援助を受けていた。コーラート(Kolat)は彼が秘密を聞くのを手伝った。スロール(Slor)は彼が火を消すのを手伝った。同様に、よそ者は彼の怪物じみた友によって手助けされた。結局、両方とも勝利と敗北は同等であった。
     「歩く汚物(Filth-Which-Walks)よ、これが私からの挑戦だ、新たなものを作れ、このようにな。」 とパマールトは言って、形成する貝殻、石、ビーズのそれぞれが彼の僕の一人である、生きたネックレスを造った。これが彼の、神々の評議会がパマールトのネックレスと呼ばれる理由となった。
     侵略者はこのようなものを造ることは出来なかった、しかし彼と彼の手先は恐るべき武器を取り出し、攻撃してきた。パマールトの友のすべてはその裏切りで殺され、そしてパマールトだけが彼の家に生きて逃げ延びた。
     その時以来、一騎打ちにおいて、相手を攻撃するものは“歩く汚物”ヴォヴィーシボールと呼ばれるようになった。
     パマールトは新たに作られたネックレスをとり、そして彼の隠された力で叫んだ。彼の友人たちの魂は再び蘇り、共に彼の敵の侵略をくい止めようとした。
     その以来、南の神々はパマールトを王として従った。
     敵の2つの軍が邪悪な挑戦の地 (Ground of Evil Challenge) から現れた。彼らの一隊は土や岩から生命を吸収し、彼らが去った後の世界は消滅していった。主要な軍はヴォヴィーシボールの下で、パマールトを求めて、南へ向かった。彼らとパマールト達はヤランポールの地で会敵した、そしてそこでパマールトのすべての友人と同盟者は、パマールトの指揮の下で立ち止まって敵と戦った。その時、パマールトは敵軍の上空に裂け目を造り、永遠の炎を吐き出す歌を歌った。敵軍の巨大な吸収の容量は、土地全体を炎で包む、恐ろしい雷鳴に相殺され、パマールトの領域を定命の者から分離する焼け焦げた大地(Scorched Earth)を後に残して、去っていった。
     他の邪悪な挑戦の地からの一軍は“冷たきもの”クオリオーニの暗黒の戦士 によって破られた。 その敗残部隊、焼け焦げた地より逃れた混沌の生き残りは、胞子実りの戦い(the battle of Sporebore)で再び打ちのめされた。
     しかし戦いは終わらなかった。混沌の軍勢は、パマールトの大地に粘り着く橋を架け、酸の波のように大地を破壊していった。
     破壊の真中でも、パマールトは真実を貫いた。彼の領域の美しさは永久に失われたが、彼は勇敢にそれらの死せる骸骨を守ろうと戦った。彼の忍耐と不屈の精神は実を結んだ。
     土地の悲惨な住民はすべてが一丸となって、恐ろしい敵の正面に自身を打ち込んだ。パマールトは多様なパマールテラの軍勢を背後に従えて、セセイネイの空虚な名誉を暴き、カージョールクに付けられた膿んだ怪我を直し、ポチャーンゴの不純物を燃やし尽くし、ガークの不死者の大群を殺戮した。
     大虐殺が終わった時。パマールトが彼の強力な同盟者と定命の者の従者の大部分が生き残ったことを知った。
     次に続いた長い灰色の時代を通し、パマールトは彼の民が生き残り、発展するために導き、そして自分で成長と焼け焦げた地の拡大と呪いを抑える、個人で行う二七の踊りを行った。
     混沌の敗北の後の唯一の脅威は“冷たきもの”横取りのクオリオーニ (Usurper Qualyomi the Cold One) であった。クオリオーニの後に、氷の魔とそれ以外の冷たい生き物の長い行列がやって来た。クオリオーニ は混沌を征服し、大地を救った自分こそが南の正当な支配者だと主張した。彼はパマールテラに冬をもたらすために来た。
     国王アートマルは「私一人で奴を打ち負かしてやる」と言って、横領者に立ち向かった。クオリオーニはアートマルに7つの癒えることのない傷を与えて、タルモー山の頂上から彼を放り出した。
     次にパマールトが「私が奴を打ち負かす」と言って、そして冷たきものに立ち向かうため彼の友人と共に出かけた。彼は 犀の槍、アンキロサウルスの棍棒、亀の楯、ハリネズミの鎧、大地の魔女の魔法の飲み物と、モランドロ(Molandro)*1の胃を身につけた。
     そのように準備したパマールトは、クオリオーニを傷つけ、そして彼がそれまでそうであったような弱い骸骨にして、トロール神を打ちのめした。だがクオリオーニがすでに連れて来ていた氷の魔はアートマルが征服されていた国で生き続けることが可能であった これは エンクロッソとヴラーロスが冬に寒い理由である。
     パマールトはその時以来、比較的変化なく生き残っている。
     彼の力と知恵は、巨大な草原とパマールトの普通の自由な身分の男に知られている。
     豊かで多様な北の海岸は彼の領域の中心からは離れている。
     死後、パマールトは忠実な信徒に選択を与える:大地の世話をするために「大地の踊り手」 (Earth Dancer) としてパマールトと一体となるか、あるいは(自ら体が朽ち果てた時)同じトーテムの下で己の種族に生まれ変わる。これは個人が現在若しくは過去の生涯にその一部が行われた儀式に依存している。もし信者が生まれ変われば、通常パマールトは彼らの記憶を奪う、しかし力の歌の知識は残す。
     パマールトのルーンは「力」と「支配」である。

  3. カルトの生態
  4.  パマールトはパマールテラの神々の王である。彼は最強の神ではなく、また知恵、力、魔術においても一番卓越した存在ではない。しかしながら彼は彼の支配下にある神全てを知り、理解して、「南の王」足り得ているのである。彼は直接、大地の力を制御する。他の神は対等者では決してなく、彼の同盟者、僕、あるいは敵である。
     パマールトがすべてジョラー、コーサー、タリエンの広大な草原の向こう側の平野の人々(ドラッディ)の理想とされる姿である。
     パマールトは大陸の安定性を維持する。パマールテラの賢者は、ジュナーテラの破壊的な戦争や大惨事と、パマールテラの繁栄と幸福を比較し、そして大暗黒においてジュナートが殺されたのに、パマールトが生き残ったことがこの原因だとしている。
     パマールトは殆どの草原の男と多くの女性に崇拝される。人間以外の者がパマールトを信仰することは殆どない。エルフは、パマールトが平野の人間にジャングルを平野に変える手段を教えたため、彼を嫌っている。トロールはパマールトが彼らの神クオリオーニに傷を与えたことで嫌っている。
     大聖日は地の季、混乱の週、風の日である。*2

  5. 世界におけるカルト
  6.  パマールトは庶民と族長双方の神である。彼の崇拝者の大部分はグローランサ人類のアギモリ(黒)人種に属する。当然ながら彼の崇拝者は、彼の住むパマールテラのみで見られる。彼はパマールテラの北の海岸に沿った地域では人気が無い。ウーマセラでは彼はほとんど知られていない。
     パマールトの寺院はあらゆる大きさで存在する。寺院と社は人工の建造物より自然の存在(神聖な場所)である場合が多く、そしてその神のお告げを知らない人間には気づくことすら出来ないかもしれない。社では《ノームからガーゴイル》を教えている。

  7. 入信者
  8.  純血のアギモリ人は1ポイントのPOWを捧げればパマールトのカルトに自動的に入信できる。
     アギモリ人以外は一般の入信条件を満たさなければならない。必要とされる技能は〈浄化〉、〈人間知識〉、〈雄弁〉、〈(パマールテラの言語)会話〉、〈世界知識〉である。
     混血の家系(すなわち、一部はアギモリ)の扱いは地域によってまちまちである。クレシュや“人間以上”等では、他のいかなる人種の血が混じっても、その個人をアギモリとは見なさない。他の人々は制限はもっと緩やかである。
     フォンリットのカテレ市の住民は、“カラガの実”より黒い髪、黒い目、黒い肌をした者は誰でも、無条件でパマールトのカルトへの入信を認めている。他でも多くの地域的な差違が見られる。
     精霊呪文は族長と同じ部族であるとの誓いをたてれば無料で教えてもらえる。教えてもらえるのは《理解》、《機敏》、《スタミナ》、《魅惑》、《パマールトの技》、《筋力》、《活力》である。
     唯一の制限は一年で学ぶことのできる呪文のポイントが、本人に望まれるポイント数を超えることだけである(これらの呪文はすべて可変呪文である)。もし入信者が召喚されたカルト呪文精霊に打ち勝てず、呪文を手に入れ損ねたら、族長からの従者への義務はまだ遂行される。
     他の精霊呪文は、通常の代償でカルト祈檮師から手に入れることが出来る。

  9. 祈檮師
  10.  祈檮師になった、あるいは(新しい入信者が)すでに祈檮師の、パマールトの入信者はこの地位になる。
     パマールトの祈檮師は族長にはなれないが侍祭になることはできる。祈檮師はカルトに時間と収入の90%を捧げなければならない。

  11. 侍祭
  12.  侍祭は族長と同じ必要条件を満たさなくてはならない、だが部族を導くことはない、若しくは出来ない。彼らはカルトに収入と時間の50%を捧げなければならない。
     祈檮師は普通パマールトの侍祭になることを禁じられているわけではない、しかしすべての部族の祈檮師は、大抵入信者である。
     引退した族長もまた、侍祭とされる。未だ部族の活発なメンバーである侍祭は族長を支持せねばならず、そして侍祭でないものよりも大きい責任がある。

  13. 族長
  14.  族長の志願者は50%以上の〈人間知識〉、〈雄弁〉、〈自国語会話〉、〈世界知識〉技能を持っていなくてはならない。また志願者は儀式技能の合計が50%以上なければならず、聖試験(1d100でPOW×3以下)を受けなければならない。
     最後に、最も重要な条件として、彼は極めて多様な、部族における族長の必要条件を満たさなければならない。
     誰もが族長になれるわけではない。ほとんどすべてのドラッディは、特定の家系の人間だけが長になれるという規則に従う。
     血縁についての考えは部族ごとに多様である、そして時々他の条件が必要とされる。部族の族長が殺されるか、退位させられた時、女の集まり(Women's Circle)は族長の代わりを決めるために集まる。族長の家系に属する女性、又は族長家系の者と結婚したどんなも女性も評決に参加してはならない(しかしながら、そのような女性でも集まりで喋ることは出来る)。女の集まりは手短に、残酷だったり、無能な族長を解任して、そして彼に取って代わることができる。
     時々、族長選出の評決と交渉に何週間も要することがある、そして交渉では、一人の女性が自分の立てた候補の票を買うために他の女性たちに毛布あるいは他の商品を約束するということも生じるなど、洗練されたものではない。もし一人(あるいはそれ以上)の女性が族長選出について手に負えない行為を行うなら、その女性は残りの女性の同意の下で、一時的あるいは永久的に部族から追放され、他の者たちで族長を選出することが出来る。
     非常にまれなことだが、女性達が同意して族長を選ぶことが不可能であれば、部族は分裂し、二人の族長が立つか、部族の一部又は全てが他の部族に合併される。
     若干の部族では、族長の家系の者はほとんどいない。二、三の部族では実際に族長の資格を持った者が絶滅したため、他の部族との合併を強いられた。 しかし他の部族では、部族の大部分は族長となる資格が得る。南ジョラーのネクリングのような、一部の部族では、その90%が族長の資格を得ている。これらの部族では、(族長の家系に属さない)数少ない評決の女性は大きな力を持っており、そしてそれ相応に自分自身の票を売り込む。
     族長はパマールトのために、自らの収入の90%と時間の10%を捧げなければならない。

    一般神性呪文:全て
    特殊神性呪文:《ノーム支配》《大地の技》《ノームからガーゴイル》

  15. パマールト特殊精霊呪文
  16. 《理解》  Comprehension    可変
    接触、残照、受動
     この呪文は標的のINTを変えることなく、その精神的な能力を高める。呪文が持続している間、呪文1ポイントにつき5%を全ての知識技能に加えることが出来る。

    《パマールトの技》  Pamalt's Touch    可変
    接触、残照、受動
     呪文が持続している間、その1ポイント毎に、標的が投射する精霊呪文の成功率に5%を加えることが出来る。ただし、それは儀式呪文であってはならない。

  17. パマールト特殊神性呪文
  18. 《大地の技》  Earthtouch    2ポイント
    接触、残照、複合不可、再使用可
     この呪文によって、術者は触れた者の正確な基本能力値(STR、CON、SIZ、INT、POW、DEX、APP)、現在の属性値(耐久力ポイント、魔力ポイント、疲労ポイント)を知ることが出来る。この呪文は《抵抗》や《盾》で守られている標的の能力値を知るために、魔力ポイントで増幅させることも出来る。

    《ノームからガーゴイル》  Gnome-to-Gargoyle    1ポイント
    接触、残照、複合不可、一回限り
     この呪文はノームに対してかけ、ノームを人間型の怪物に変化させる。この呪文は通常、戦闘時に使用される。
     この呪文で創られた怪物は、もとのノームのSTRとPOWを持つ。耐久力もノームの値をそのまま受け継ぎ、それはSIZにもなる。CON、INT、DEXは欠けており、術者の命令によって動く。攻撃は第10ストライク・ランクで行われ、成功率は25%に攻撃修正値を加えたものである。ダメージと技能の修正値を算出すること。
     呪文が切れると怪物は地中へと戻っていく。

  19. 下位カルト
  20.  パマールトには多くの下位カルトがある、しかしすべては地域的なものである。大地の女神*3のように、幾らかの下位カルトは大陸の三分の一の地域に広がっている。他のものは、カタカディアンの謎かけ王(the Riddle King of Catacadian)のように、ひとつのオアシスに制限されているものもある。

  21. 友好カルト
  22. アレシュマーラ
     アレシュマーラはパマールトの義理の母であり、そしてパマールトは彼女の家に住んでいる。彼女は《恵み》を提供する。

    《恵み》  Bounty  1ポイント
    接触、瞬間、複合不可、再使用可
     この呪文は多量の果物、穀物または野菜に投射せねばならない。
     この呪文は食物の量を、それが元々あった10ENC(端数切り捨て)ごとに、1ENC増大させる。

    チャラーナ・アローイ
     チャラーナ・アローイは”親切なるもの” (Kind One) と呼ばれている。 彼女はパマールトのネックレスのメンバーではないが、彼女と彼女の癒し手は、食事か贈り物を与えられることなく、野営地から去ることは決してない。チャラーナ・アローイは《肉体の治癒》を提供する。

    クロニスパー
     クロニスパーは助言者であり、パマールトのネックレスの神々の中で最も年老いた神である。彼はパマールトに 《魔術識別》を提供する。

    《魔術識別》  Discern Magic  1ポイント
    遠隔、瞬間、複合不可、再使用可
     この呪文は術者の視界内にいる個人にのみ投射することが出来る。  標的の魔力ポイントの抵抗に打ち勝つ必要なく、術者は標的の記憶する(もし存在するなら、その魔精のも含めた)精霊呪文のポイント、魔道呪文の数、神性呪文のポイントがそれぞれ分かるようになる。また(もし存在するなら)標的の魔精のPOWも術者は正確に把握できる。
     標的の所有する同盟精霊、呪縛された精霊、使い魔または呪附物の呪文は、それ自体に投射しない限り《魔術識別》呪文では分からない。

    ファーラナー
     パマールトの妻は《家系検索》を提供する。

    《家系検索》  Know Lineage  1ポイント
    遠隔、瞬間、複合不可、再使用可
     この呪文はパマールトかパマールトの友好カルトの入信者にかける必要がある。術者は標的の正確な家系、家族、そして(もし存在するなら)部族が分かるおうになる。

    ジミージェ
     “放浪者”ジミージェ (Jmijie the Wanderer) はパマールトの偵察員である。彼はパマールトに《駆け足》を提供する。

    《駆け足》  Fleet foot  1ポイント
    遠隔、持続、複合不可、再使用可
     この呪文は標的の基本移動速度を2倍にする。従って一般の人間の移動速度は6(倍の疲労ポイントを消費すれば12)になる。この呪文はパマールトかその友好カルトの入信者にしか効果はない。

    ケラウン
     ケラウンは東風の女神で、彼女は長い乾燥した季節を終わらせる雨を持って来るため、アギモリには常に慈悲深いと思われている。彼女は《雲海集中》を供給する。

    ロウドリル
     ロウドリルは”炎の運び手”(Firebearer)と呼ばれ、そしてパマールトのネックレスのメンバーである。彼はジャングルの敵からパマールトの平野を守るため、山脈を創り上げた。彼は古き神々の一柱である。彼の力は現在では煩雑に求められることはない。しかし一端彼が呼ばれれば、未だに強大な力を示す。彼はパマールトにその最も強力な呪文《ロウドリル召喚》を提供する。

    ニャーンカ
     ニャーンカの崇拝はパマールトの平野居住者の間で人気が高い。
     彼女はその最も有用な呪文《経路》を提供する。

    《経路》  Pathway  1ポイント
    自身、持続、複合可、再使用可
     この呪文によって術者は最も近いオアシスの方角が分かるようになる。
     もし2ポイントを複合させれば、最も近いオアシスと二番目に近いオアシスについて分かり、複合させる毎により近いオアシスの方角が分かるようになる。
     この呪文では方向と直線距離が分かるだけで、そのオアシスまでの実際の移動距離が分かるわけではない。

    ラソート
     パマールトの忠実な義理の息子ラソートは《命中》を提供する。

    ヴァンゴーノ
     ヴァンゴーノはパマールトの右腕にして、最も勇敢な戦士である。ヴァンゴーノはその王たるパマールトに、彼の心の炎、《魂の槍》を提供する。

    《魂の槍》 Soulspear 2ポイントBR> 遠隔、持続、複合不可、再使用可
     この呪文は槍にかけなければならない。呪文を投射された槍の穂先は魔術による半透明の黒い炎に包まれる。この槍の打撃を受けた敵は、通常の槍によるダメージに加えて、1d6ポイントの魔力ポイントを失う。この魔力ポイントの喪失は、槍が標的の鎧を貫いて最低1ポイント以上のダメージを与えた時に起こる。

    ヤンモーラ
     祖母なる大地がパマールトの家に滞在し、彼に助言する二人の年長者の内一人である。彼女はパマールトに彼女の《魔術回復》呪文を提供する。

    《魔術回復》  Restore Magic  1ポイント
    儀式(浄化)、複合可、一回限り

     この呪文はアレシュマーラかパマールトのカルトに属し*4、再使用可の神性呪文と接触できる入信者にのみかけることが出来る。複合して投射された《魔術回復》呪文1ポイントにつき、標的は寺院で祈ることなしに、1d6ポイントの投射済みの再使用可の神性呪文を回復できる。投射済みの呪文のポイントを超えたポイントは無視される。2ポイント以上の呪文はその全てのポイントが一度に回復されねばならない。

  23. 訳注
  24. 訳注1 いかなるものか不明。ご存じの方は御連絡下さい。
    訳注2 原文には記述無し。グローランサ・カレンダーより。
    訳注3 おそらくアーナールダのことだろう。
    訳注4 ヤンモーラ自身は記述されていないので、効果があるのかどうかは不明。もっともこの呪文以外にヤンモーラの神性呪文は紹介されていないので、実際のプレイ上では問題ないだろう。

     このカルト紹介は Tales of the Reaching Moon Issue11The Cult of Pamalt より北村賢志が個人で使用するため訳したものです。これまで「グローランサの神々」等での紹介では、主神級としてはかなり見劣りする存在でしたが、友好カルト呪文が多数加えられた結果、大幅に強化されています。とは言えパマールトを舞台にした冒険が殆ど行われていない現状では、このカルト紹介が利用できる機会は殆どないでしょうが、プレイに幅を持たせる一助となることを期待しています。また不可解にも復讐精霊等についての記述がありませんが、存在しないのかそれともマスターの裁量に任されているのかどうか、判断は付きません。
     なおこの記事の使用は各マスターの責任において行って下さい。

著作:Sandy Petersen
翻訳:北村賢志


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